にわかヲタクたちがオススメの作品を紹介するらしいッスよ?

オススメの漫画を紹介したりしなかったりするマンガ描いたり書店用POP配布したり

はっぴーほりでー

にわかヲタクの備忘録5

   

どもども、ジローです。久々にTwitterのTL眺めてたんですが、もう夏コミの時期ですね。行きてぇな~俺もな~。そういえば、今年の夏コミと冬コミは4日間なんですね。ということで、コミックマーケット97(冬コミ)の申し込みセット購入しました(文脈崩壊)

 

まぁ、申し込みセットを買ったってだけでまだ参加を決意したわけじゃないんですけどね。金がないんじゃ。サークル参加費に印刷費プラス東京への出張費用etc.etc....。金がないんじゃ。このブログめっちゃバズれ。そしてアフィ広告料めっちゃくれ。それか大昔に作ったエロCG集めっちゃ売れろ。無理じゃけん潔く食費(主に酒代)切り詰めましょうね~。

 

現在制作中の「小説紹介とかなんかそんな感じのクソ漫画」のネーム作業完了しました!やったぜ!これからはただひたすらに描き続けるだけだぜ!くじけそうだぜ!作中でかなり簡単にですが、あるお題に沿って7作品紹介しております。おかげでページ数が40オーバーの43ページの予定となってます。ん?前より減ったな?減ったけど、僕史上一番のページ数の漫画になる予定です。失禁しそう。モチベーション壊れちゃーう。

 

一部キャラクターのキャラデザをええ感じに変えているので(誰おまレベル)以前から僕の漫画を読んでくださってる方は楽しみにしてください。僕の性癖をぶち込みすぎてるので皆様の御眼鏡に適うかわかりませんが・・・僕は楽しい。問題ないな!

 

次回は制作中の画像でもうpできるとええな(遠い目)自己顕示欲高まりすぎてネームの一部を進捗報告としてうpしようかなとかも思ったんですが、さすがにやめときました。今回は完成するまでお楽しみということで。ただ、あまりにもイラストを上げないと自分が絵描きだということを忘れてしまいそうなので可愛く描けたコマとかはちょい出ししますンゴ。

 

小説の話題。小野不由美先生の『十二国記』の新刊発売日が迫ってきましたね。上下巻の長編書き下ろしで上巻は10月下巻は11月の発売予定ですぞ。新刊の告知を去年の暮れに見て「書店員的にこれは読まねば」と思い「月の影、影の海(シリーズ1作目)」を買って早8ヶ月。積んでます。マジかよお前。だってしょうがないじゃない!義務感で買った本を完走したことなんて一度もねぇよ!個人的には「屍鬼」のが読みたいもん!毎月毎月気になる新刊が大量にでるんだもん!そう語る彼の手には篠田節子先生作『家鳴り』が握られていた。果たして彼が『十二国記』を読むことはあるのだろうか?真相を確かめるべく、我々撮影班はこれからも彼に密着取材を続けていこうと思います。

 

ということで篠田節子先生の『家鳴り』の読書感想分です。いやまだ全部読み終わってないんだけどゴニョゴニョ。

 

集英社の「その先が気になるホラー特集」というフェアの商品としてバイト先に送り付けられた本作。「家鳴り」という不気味で不快感のあるタイトルに惹かれて買いました。「夫婦を縛る奇妙な愛の形を描いた短編集」と言うことでかなり期待しておりましたが・・・ちょっと期待しすぎたというか思ってた感じと違うといいますか。いや、面白いんですけどね。怪異的な未知との遭遇的なホラーを期待してたんですが、本作は愛しい人、近しい人が変わっていく恐怖がメインの作品という印象です。所謂、人間の狂気的ななんかそんな感じですね。同時進行で読んでる平山夢明先生の『デブを捨てに』と路線が被りすぎてて、読むタイミングが悪かったなってのが率直な感想です。おい本の感想書けよ。ここから先ネタバレ含むのでご注意を。

 

1篇の幻の穀物危機は関東圏を巨大災害が襲い避難民たちが主人公の棲む田舎町に押し寄せてくるという話。己の命の危機に変わってしまった町民や家族と己の正義感を守り続けた主人公。狂ってるのはどちらなのか?自分の正義感が揺らぐ良い短編でした。

 

2篇の「やどかり」は育児放棄されながらも健気に兄弟の面倒を見る少女と教育センターに勤める主人公の話。これは純愛小説ですね間違いない。最後みんな死ぬけど愛さえあれば関係ないよね!個人的にこの短編集の中で一番好きですね。這いよる少女の中で渦巻く感情はなんなのか?恋慕なのか?計略なのか?感謝?それとも・・・。答えの示されたラスト数ページはゾクゾクしましたね。少女の描写が微妙に可愛くなく書かれてるのも個人的に好き。いやB専ってわけじゃないッスよ?

 

3篇の「操作手」は棺桶に半身突っ込んだ要介護のおばあちゃんと介護ロボットの恋を描いた物語です。そしてその様子を暖かく見守る家族(なお、顔は引きつりまくってるもよう)の物語です。ん?もしかしてこの小説はホラー小説ではなく恋愛小説なのでは?介護する嫁視点と介護される姑視点が入れ替わりながら進行するんですがすれ違い過ぎて何とも言えない笑いが漏れます。たぶん変な顔しながら読んでました。嫁が報われねぇ・・・。

 

4篇の「春の便り」は入院中の孤独はおばあちゃんのお話し。よくある、いい話系のホラー(超矛盾)ですね。うーん、普通だな!

 

以降の5篇「家鳴り」6篇「水球」7篇「青らむ空のうつろのなかに」はまだ未読です。バイトの休憩中にちまちま読んでいきたいけど、読みたい積み本がいっぱいなんだよなぁ。マンガ制作を再開してから読書タイムの確保が難しいです。分身してぇ。ずっと積んでる『沙耶の唄』とかいい加減読みたい。原作ゲームやったことないんで小説化スンゴイ嬉しかったんですよね。なんでまだ読んでないんだ?

 

今日は脳みそをアルコールで浸してないせいか筆が捗っちまったぜ。このシリーズは息抜きだから1000文字ぐらいでサクッと書こうって言ったよなァ!?

 

てなことで今日はこの辺で。ばいにー!