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【じゃ、ちょっとぶっ殺してくるわ】『粘膜探偵』著:飴村行【サクッと紹介】

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作品紹介補足

今回紹介するのはエロスとバイオレンスを地獄の釜煮込んだ様な狂気作品である「粘膜シリーズ」の6年ぶりの最新作です。正直もうこのシリーズ書かないと思っていたんで、見つけたときは心ぴょんぴょんしましたねぇ!

 

シリーズものですが、世界観が一緒ってだけなのでこの作品から読んでも大丈夫です。

 

過去の「粘膜シリーズ」一覧と簡単な感想

1作目:『粘膜人間』河童VS小学生。高熱の時に見る夢みたいなヤベェやつ。

2作目:『粘膜蜥蜴』前作の狂気度そのままストーリー構成に磨きがかかってやべぇ。

3作目:『粘膜兄弟』まだ読んでないです。たぶんやべぇ。

4作目:『粘膜戦士』短編集。まだ読んでないです。どうせやべぇ。

 

読みどころ①色んな意味で初心者向けかも

ドM又はリョナラーな紳士淑女の皆さまには残念なお知らせですが、『粘膜探偵』はスプラッター描写がかなり少ないです。飴村先生特有の「非現実的な生々しい痛み」ってのがあるんですが、今作ではあまりありませんでした。まぁ、脳みそは相変わらずこぼれ落ちるけど・・・多少はね?

 

なので「粘膜シリーズ」を読んだことない方はこの作品から読んで痛みに慣れてから、1作目の『粘膜人間』を読むといいかもですね。粘膜耐性なしの状態で一番やべぇ奴読むのもまた一興なので「絶対にこれから読んで!」とは言えませんがね(そもそもまだ全作品読んでないんだなぁ)

 

もう一つの理由としては「ただ単に話が面白い!」からですね。読み進めるにつれて謎が増えていきページをめくるのが止まりませんでした。ここまで読んで勘違いされた方が多そうなので言っておきますが「粘膜シリーズ」はグロイだけの作品じゃないんですよ!

 

読みどころ②ネチャネチャ感は健在

スプラッター描写は減りましたが物語の空気感はいつも通りです。今作も皆々が己の欲望に忠実でネチャっとしてます。稚拙な欲望に汚い欲望、歪んだ欲望に壮大な欲望まであらゆる欲望が渦巻き血反吐を吐いてます。ネチャネチャした空気感から一転してスッゲェ爽やかな物語の締めも健在なので粘膜ワールドが好きな方々なら楽しめるはずです。「粘膜シリーズ」はグロイだけの作品じゃないんですよ!(大事なことなので二(ry

 

まとめ

以上『粘膜探偵』の紹介でした。どうでしょう、興味湧いてきましたか?この記事をきっかけに「粘膜シリーズ」のファンになって貰えると嬉しいです。このシリーズの初期の作品は内容が尖り過ぎていて、クッソ面白いのにオススメし辛く悶々としてましたがこの作品のなら中学生にでも紹介できますね!

 

シリーズ未読の方ももうすでに粘膜中毒な方も楽しんでください。

 

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