【河童VS小学生】「粘膜人間」飴村行【書店POP配布中】
作品紹介「粘膜人間」
またホラーじゃねぇかよ!?はい。ホラー小説です。
わーい、ホラー小説!ジロー、ホラー小説大好き!
あらすじ
二人の中学生(兄弟)が「弟(末っ子)を殺そう」と決意することから始まるお話です。もうこの時点でめっさ面白いんだよなぁ。このあらすじを聞いて「いまいちピンと来ない」「ワクワクしない」「異世界転生ものが読みたい」と言う方はブラウザバックをオススメします。ここから先は地獄が待ってるぜ(キメッ。
最近読んで一番面白かったのはぶんころり先生の「田中~年齢イコール彼女いない歴の魔法使い~」です。めっさオススメです。(ほぼ)不死身のおっさんが異世界で一個軍団相手に無双したり、伝説のドラゴン相手に善戦したり、ブサイクに厳しい社会に滅多打ちにされて切なくなったりする小説です。
上記のあらすじを聞いて「こういうの好き」「オラワクワクすっぞ」「通りすがりのリョナラーです」と言う方はお通りください。ここから先は地獄が待ってるぜ(キリッ。
もうすこし詳しいあらすじ
「弟を殺そう」と決めた兄弟。しかし、その弟は身長195cm体重105kgのモンスター小学生。なんという爆発力!なんという根性!まるで重機関車ッ!!
そんな弟を殺す為。村の外れにいる”河童”に弟殺しを頼むことに・・・
どうです?ワクワクしません?
めっさグロイです
内容は完全にグロ小説です。兄弟が可哀想な事になったり、ヒロインが可哀想な事になったり河童が可哀想になったり、みんな可哀想。でも全員悪人(と悪河童)アウトレイジじゃん。
グロさレベルですが、僕が今まで読んだ中で2番目にグロイです。ちなみに一位は友成純一先生の「獣儀式」です。これはもうグロさを通り越してエロイです。いや、まぁ官能小説なんだけども。
てなことで、「粘膜人間」はリョナラーな紳士淑女のみなさまにもオススメできる作品です。(まぁ、僕はリョナラーじゃないんで、もしかしたら的外れかもですが)
作品の魅力
この作品の魅力はやっぱり”河童”の存在ですね。今ではマスコット的な扱いばかりされてる河童ですが、この作品では妖怪としての河童がでてきます。気味悪い!怖い!何しでかすかわからない不安定さ!でもかわいいのが悔しいビクンッビクンッ。
物語としての魅力は「河童VS小学生」というわかりやすい作品のテーマですね。
テーマはわかりやすいですが話の展開はなかなか先読みできず「次どうなんの?やべぇよやべぇよ」とかドキがムネムネしながら楽しめました。
まとめ
正直、性癖を疑われそうだしかなり人を選ぶ作品なのであんまりオススメしたくなかったんですが、やっぱり面白いもんは面白いのでぬるっとじわじわ語り継がれて欲しい作品です。夜のお供に、晩飯前の隙間時間の楽しみに。是非どうぞ。
書店向けPOP配布
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